パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第16章 背徳

「焦らすなよ…。」


公平に文句を言いながらも僕の股間がムズムズする。

なんで相手が男だというだけで、こんなにも簡単に反応するんだよ。


「焦らしてませんよ。加減がわからないだけです。かなりギリギリの勃起をさせなければ坊っちゃまはすぐに萎える人ですから…。」


僕の脇を撫でながら公平が言う。


「なら…、イク寸前で止めろよ。」

「御意…。」


再び公平の方へ身体を返された。

顎が持ち上げられて公平とキスをする。

深く舌と舌を絡ませるキス。

僕の口の中で感じる場所までを心得ている公平がゆっくりと僕の口の中の愛撫をする。

お互いの唾液が混ざり合い女のような水音を響かせながらキスをする。


「ん…ぁ…。」


息が上がる。

ゆっくりと公平が部分的に肌蹴た胸を撫でて来る。


「こう…へー…。」


キュッと乳首を強く抓られた。


「くはぁっ！」


声が上がる。


「随分と敏感だ。」

「あぁ…、あぁん…。」

「そんなに奥方様が可愛いですか？」


意地悪な公平がクスクスと笑う。

ハコの為だ。

僕はハコの為だけに…。

公平の愛撫に溺れそうになる僕を公平が現実に繋ぎ止めてくれてる気がする。

カリッと乳首が甘噛みされれば僕の股間が痛くなる。

勃起した。

だが、この程度じゃ帰る頃には萎える。


「公平…、もっと強くっ！」

「身体に跡は残せませんよ。」


ベルトが外されてズボンとパンツが下ろされる。

片脚を高く上げさせられて公平が僕の前に跪く。

睾丸の裏を公平が舐める。

そして濡らす為にアナルを舐めて愛撫する。


「挿…れる…のか？」

「ギリギリで止めますからトコロテンは無しですよ。」


指先で濡れたアナルを公平が開く。