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不器用な夫
第22章 時間
毎日のようにハコを感じさせてイカせるのが日課になって来てる。
僕が愛してるのはハコだけなのだと知らしめる為にハコが意識を失くすほどの愛撫をしてから寝る。
乱れに乱れ、オーガニズムの中で腰を振り踊り続ける妻を愛おしいとしか感じない。
「早く…、要さんが欲しいわ…。」
いくらオーガニズムを極限まで感じてもハコは平たいお腹を擦り僕が欲しいと更なる要求をする。
「もう少しだよ…。」
ハコの額にキスをしてハコに我慢を強いる。
もっと太く、もっと深く愛されたいというハコの欲求を叶えるには京都に行かなければならない。
ハコの裸体の全てにキスをしてからハコをベッドに運び寝かせる。
朦朧としながハコが呟く。
「早く…、京都に…。」
そう言って目を閉じた妻の瞼にキスを落とす。
「おやすみ…。」
ここ最近でハコの愛撫に慣れてしまった僕は興奮が弱く、ますます勃起が難しくなった。
花火大会が終われば…。
藤原家に…。
ハコを連れて行けばハコが僕の妻としての立場に自信が持てるようになる。
妊娠はやはり学校を卒業してからになるが、一度でも僕の体内射精を経験すればハコの気持ちがより確かなものになるだろう。
後はハコさえ満足をするならバイブでもディルドでも好きなだけ与えてやればいい。
本格的な子作りはハコが短大に入ってから…。
無邪気に少女の顔で眠る妻を抱き締めて寝る。
ハコはまだ子供…。
大切な僕の妻…。
その子供が傷付き易い生き物だとついつい忘れるダメな教師が僕だった。
三者面談は最終局面を迎える。
「これが今学期の三浦君の成績です。」
果歩の保護者だと名乗った男に成績を印刷したプリントを差し出す。