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不器用な夫
第5章 愛人



僕のため息と同時に


「また眉間がシワシワだ。」


とハコの声がする。

パソコンの画面から視線をハコに向けるとそこには間違いなく16歳の少女が居る。


「うっ…。」


喉が詰まるような声が出た。

それが普段のハコなのだろうが僕はハコの姿に気持ちの昂りを感じて来る。


「変ですか?」


ハコが自分の姿を確認する。

くるりと身体を一回転して僕の前で踊るようにハコが回る。

オヘソが出た短いベアトップのエメラルドグリーンのキャミソール。

ハコの身体にぴったりと張り付きハコの乳房の形を自然なままに映し出す。

小さな膨らみの頂点に小さな豆つぶが2つくっきりと見えるのはノーブラだと誰にでもわかる。

その下はお尻の端がはみ出るほどに短く白いショートパンツ。

パイル地のそのショートパンツの真ん中の縫い目がハコの股間のY字食い込みを見せて僕はハコから視線が外せない。

これが普段のハコ…。

下手に卑猥な姿をされるよりもより卑猥に感じるハコの姿に興奮する。

今なら…。

僕は…。

ソファーに座ったままノートパソコンを閉じてハコに手を伸ばす。


「ねぇ…、要さん…。変じゃない?」


不安そうなハコが僕の手を握手するように握る。

その手を引き寄せてハコにキスをする。

僕の腕の中に小さな少女がすっぽりと入り、今は僕がこの少女を支配してると感じるだけで僕の興奮が止まらない。


「ハコ…。」


細い首筋…。

白い肩…。

キスを繰り返すように僕はハコの身体へと唇を這わせていく。

僕の妻…。

僕のもの…。

今だけは学生でないハコの首筋や肩にリップ音を奏でて僕はハコに愛情を示していく。


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