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第6章 運転

ゆっくりと丁寧に公平の舌が僕の尻を濡らす。

ぴちゃ…。

ぴちゃ…。

舐め回す音だけが響き、期待する僕の息がはぁはぁと荒々しく変わっていく。


「公平ぇ…。」


甘えた声で公平に強請る僕が居た。

公平は答えない。

その代わり…。

ヌッとした感覚をアナルに感じる。

生暖かく柔らかいものがアナルの入り口辺りを入ったり出たりしながら僕の中を濡らす。

ぐちゅ…。

ぐちゅ…。

音がいやらしさを高める。


「あんっ…あんっ…。」


僕の喘ぎ声も高くなる。


「そろそろですね…。」


ピタピタと叩くようにお尻の入り口に硬く熱いものが当てられる。

僕のアナルがそれを寄越せとばかりに口を開く。

ヌンッとお腹に圧迫する感覚が広がる。

まだ入り口に公平の亀頭部が挿っただけなのに…。


「んぁっ…、あーっ…。」

「辛いですか？もっとゆっくり…。」

「違う！いいの！一気に奥まで…。」


僕を抱える公平の腕にしがみつき僕の方からはしたなく公平に尻を振る。


「激しいです。坊っちゃま…。」


公平が容赦なく僕の奥までを貫いた。


「アァーッアーッ…、アンッアンッアンッ！」


激しく鳴く僕の口を公平の手が塞ぐ。


「奥方様に丸聞こえになります。」

「あぁ…、だって…。」


ハコの事を忘れて身体を捩り悶える。

公平が僕の顔を捻りキスで口を塞ぎながら腰を動かし始めた。

ぐにゅぐにゅと身体の中が掻き回される。

ズボズボという音がしそうなほど僕の身体は公平のものをしっかりと飲み込んでる。


「ングッ…ングッ…ングッ…。」


公平が突き上げるリズムに合わせて僕は鳴く。