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僕のパンスト・エンジェル
第4章 天使の罠
屋内プールに向かうエレベータに乗り込んだ
麻美子の表情は硬かった。
「あ~緊張しちゃう、お話しするの2回目だし、
気づかない振りしなきゃいけないし・・・
電話に出る演技も・・・ガンバレ、私」
するとエレベーターの扉が開いた。照明は点灯し
プールでは彼が泳いでいた。ほっとした反面
緊張が走った。
「こんばんは、トレーニングですか?」
私ったらスイミング・キャップを忘れてしまって」
バックを置かなきゃ・・・彼ちゃんと見てるかな?
声が震えそうになるのを必死にこらえ
自然にふるまうことに努めた。彼は
麻実子の姿を上から下までじっくり見ている。
やっぱり地味過ぎたのかな?一瞬不安がよぎる。
彼を覚えてない振りをしなきゃ・・・
「あの~、こちらのご利用は初めてで・・・」
「はは、いや前に一度、キッズ・スイミングの、
あの、裕太君の」
もう無理!あ~ん、早く電話鳴ってよ・・・
プルルルル、プルルルル
「え、なんですって?それで彼は大丈夫なの?
ええ、でも・・・分かったわ・・・すぐ行く」
我ながら酷い、演技の才能は0だわ・・・
こんなのでほんとに大丈夫かしら?
「私ちょっと行ってきます!すぐ・・・
さんじゅ・・・1時間くらいで戻りますので」
もう逃げ出したい、早くエレベーターに・・・
麻実子は走ってエレベーターに駆け込んだ。
エレベーターに乗り込むと、すかさず
一つ下の階で降りた、そして非常階段を
駆け上がり慎重に辺りをうかがった。
ベンチシートからバックがなくなっている
のを確認した。
「やっぱり・・バックがなくなってる・・・」
麻美子は彼の姿を探した。
「休憩室の電気がついているわ・・・」
麻実子は足音を立てないように休憩室の
扉の隙間から中をのぞいた・・・
麻美子の表情は硬かった。
「あ~緊張しちゃう、お話しするの2回目だし、
気づかない振りしなきゃいけないし・・・
電話に出る演技も・・・ガンバレ、私」
するとエレベーターの扉が開いた。照明は点灯し
プールでは彼が泳いでいた。ほっとした反面
緊張が走った。
「こんばんは、トレーニングですか?」
私ったらスイミング・キャップを忘れてしまって」
バックを置かなきゃ・・・彼ちゃんと見てるかな?
声が震えそうになるのを必死にこらえ
自然にふるまうことに努めた。彼は
麻実子の姿を上から下までじっくり見ている。
やっぱり地味過ぎたのかな?一瞬不安がよぎる。
彼を覚えてない振りをしなきゃ・・・
「あの~、こちらのご利用は初めてで・・・」
「はは、いや前に一度、キッズ・スイミングの、
あの、裕太君の」
もう無理!あ~ん、早く電話鳴ってよ・・・
プルルルル、プルルルル
「え、なんですって?それで彼は大丈夫なの?
ええ、でも・・・分かったわ・・・すぐ行く」
我ながら酷い、演技の才能は0だわ・・・
こんなのでほんとに大丈夫かしら?
「私ちょっと行ってきます!すぐ・・・
さんじゅ・・・1時間くらいで戻りますので」
もう逃げ出したい、早くエレベーターに・・・
麻実子は走ってエレベーターに駆け込んだ。
エレベーターに乗り込むと、すかさず
一つ下の階で降りた、そして非常階段を
駆け上がり慎重に辺りをうかがった。
ベンチシートからバックがなくなっている
のを確認した。
「やっぱり・・バックがなくなってる・・・」
麻美子は彼の姿を探した。
「休憩室の電気がついているわ・・・」
麻実子は足音を立てないように休憩室の
扉の隙間から中をのぞいた・・・