この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
僕のパンスト・エンジェル
第5章 天使か淫魔か
「俺は何を・・・でも、何かが引っかかる」



「麻美子さんのあの眼・・・なんていうか・・・」


俺は、階段を下りながらなんとも言えない
胸騒ぎを覚えた。しかしゴミ集積場に
麻美子さんの姿はなかった。コンテナの中を
覗いたがコンビニの袋もない・・・



「あら」



ふいに背後から聞いたことのある声が、
麻美子さんの声が響いた。


「今日は、よくお会いしますね・・・」


さっきとは明らかに雰囲気が違う、なんだ
この感じ・・・


「ゴミを・・・」


え!俺の背中に一瞬で冷や汗が吹き出す。


「ゴミを捨てにいらしたんですね!
私もなんですよ」


そう言うと麻美子さんは人懐っこい笑顔で
コンビニ袋を俺の眼前に突き出す。


「そっ、そうですか、ははは・・・」


・・・


「どうされました?ゴミ、お捨てに
ならないんですか?」

麻美子さんが問いかける。

俺はこの期に及んで、麻美子さんの
コンビニ袋を、彼女のゴミを
気にしている。


「い、いや、チョッと必要な書類も
捨てちゃったかもしれないのでゴミ袋の
中身を確認しながら捨てますので・・・」

俺はそう言ってしゃがみ込み
ゴミ袋の中をのぞくふりをした。

「そうですか、じゃぁお先に・・・」


そういう麻美子さんを見上げると、彼女は
蔑むような視線で俺を見おろし、口元に
淫靡な笑いを浮かべ、舌なめずりをした・・・


ように見えた。









/44ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ