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チカちゃん先生のご褒美
第3章 チカちゃんと模試と判定
「やって来た?宿題」
「あー」
「うー」
俺と野際は、適当に埋めた紙をチカちゃんの前に放り出して机に突っ伏した。
野際の「里帰り浮気」の話をきっかけにしためくるめく夢のせいで、予定表とかどうでも良い気分になってしまった……罪作りだな、チカちゃんは。
「うーん……志望校はこの辺で、模試の結果は、こう……二人とも、地頭は悪くない筈なんだから……」
チカちゃんは俺らの書いた計画表とかと分厚い資料を見比べて、ぶつぶつ言ってくれている。
なのに俺らは申し訳ない事に、計画表より机の上に乗っかりそうな、チカちゃんのおっぱいの方が気になっている。
うつむく胸元はおっぱいの重みでブラウスが引っ張られ、ブラジャーって奴がちらっと見える……チェリーピンクって言うのか?白い肌にくっきり鮮やかな、濃いピンクのレース……
……ゆるキャラの癖に、なかなかエロい色選びだ。
「失礼します。山田先生」
「あっ、鈴木先生」
前回の居酒屋オヤジと違って、今日は白衣のヒョロ男が扉を叩いた。