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チカちゃん先生のご褒美
第1章 チカちゃんの傾向と対策
「あー……なんか良いことあったら、勉強出来んだけどなー」
「良いことって、何よ!?」
野際の発言に、チカちゃんがムッとした。
「例えばー……チカちやんがおっぱい触らせてくれるとか?」
「っ!!」
山田知佳先生は、おっぱいがデカい。
今はカーディガンを着てるから良いけど、夏なんかブラウスのボタンがはじけ飛びそうだ。
そんな事になったら、いくら先生だからって、主任のミヤジーに「けしからん!」って説教されるぞ。
だが、そこが良い。
そのけしからんおっぱいに、触ってみたい。
掴んでみたい。揉んでみたい。挟まってみたい。埋まってみたい。
それで、イイ所から有料になっちゃう無料ネットエロ動画みたいに、チカちゃんにあんあん言って欲しい。
男子のモチベーションなんて、所詮そんなもんだ。
非常にちょろい。しかし。
「からかわないでっ!」
思った通り。チカちゃんは、怒った。
「真面目に、聞いてるのっ?!あなた達の、将来の事なのよっ!?」
目に涙を溜めて、怒っている。
怒っても、可愛い。何をしてても和んでしまう、俺らのゆるキャラだ。
「お前らー、ちゃんとやってるかー?」
「うわ」
「宮地先生!」
俺らが、騒ぎすぎたのか。
教室の扉の外から、ミヤジーが口を挟んできた。