この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
チカちゃん先生のご褒美
第1章 チカちゃんの傾向と対策

「山田先生、お前らのためにわざわざ時間作ってくれてるんだぞ?先生が可愛いからって、からかうんじゃないぞー」

 すみません、とかなんとかぺこぺこしながら、チカちゃんはミヤジーんとこに行ってしまった。
 ……つまんねえ。

「なー、どう思う、あれー」
「あれってなんだよ」
「チカちゃんだよ、チカちゃん。ミヤジーと出来てんじゃね?」
「え」

 いやいやいや。そりゃねーだろ、あんなオヤジ。それに。

「ミヤジー、結婚してるよな?」
「してるよ?でも、奥さん今出産で里帰りしてるって言うじゃーん」

 野際はニヤニヤしながら、声を潜めた。

「そういう時は、溜まるって言うだろー?危ないんだよなー」
「危ない、って……」
「浮気だよ、不倫不倫」
「ふりっ……!」

 え、え。
 チカちゃんが、不倫……?!
 巨乳のゆるキャラが、居酒屋のオヤジみたいな上司と、不倫……?!

「お待たせ」
「うっ!」

 想像が盛り上がりかけた所で、チカちゃんが戻って来た。
 やっべえ、想像だけじゃなくてズボンも盛り上がりかけたじゃねえか。
 野際め……イイ話を、ありがとう!!

「いい?二人とも。とりあえず、平日と休日の学習計画を立てて。あと、志望校の見直し。そのあと長期計画を立ててから、月間、週間に落とし込みましょう」

 ミヤジーに何か言われたのか、チカちゃんはてきぱきと俺らに何枚か紙を渡した。何を言われたんだ、ナニを。

「これ、宿題ね。また明後日、これ埋めて持って来て、この時間にここね?いい?やるわよ!!」

 イイっ、ヤルわよ!って聞こえそうだったけど。
 そう言ってチカちゃんは、拳を握ったのだった。
/116ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ