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チカちゃん先生のご褒美
第5章 チカちゃんの手は滑り止めの手
「あ、じゃあ、俺、口じゃなくても良いですよ?」
世のため人のため、チカちゃんのため。
俺はチカちゃんの可愛いお口を、野際に譲ってやる事にした。
「口じゃなくって、ケツでお願いしまーす」
「ケツっ……お尻っ?!」
「うん!しかも、穴じゃなくって外ね、外!!」
俺は、ケツの外の丘の間を希望した。
口みたいに締まらないかもしれないけど、最終目的地に近いからな。口よりも、ヤッてる気分を味わえる気がする。
「だめー?チカちゃーん」
「うー……」
チカちゃんは、遠くを見て、考えた。
一旦ぎゅっと目をつぶって、開けると力強く首を縦に振った。
「……分かったっ!いいよっ!」
「ほんとっ!?やったー!!」
「やったー!!」
「こらっ!!喜ぶのは、まだ早いっ!!」
二人で盛り上がってたら、チカちゃんに叱られた。
「二人とも、分かってるっ!?それ、ご褒美だからね!!ちゃんと貰えるように、頑張るのよ?」
「はーい、先生!」
「はいっ、分かってますっ!!」
良いお返事を、先生に返して。
俺らは素晴らしいご褒美を餌に、受験のラストスパートに突入した。