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チカちゃん先生のご褒美
第7章 チカちゃん先生のご褒美

 ……「先生」……?

 鈴木は先生だから、別に、変じゃないんだけど……何だか……。


『今は、良いよねー!!私が学生の時は、購買に入ってたパン屋さんが、すっごく怖いおじさんでさー!!』


 チカちゃんは確か、ここの卒業生の筈だ。
 鈴木太郎は、先生になって以来ずっとここに勤めてるって、女子が言ってた事がある。
 もしかして、もしかしたら……チカちゃんは、ここの生徒だった頃から、ずっと……?

 そんな事を考えてたら、股間がどうしようもなく疼いて来た。
 隣を盗み見たら、野際も似たような状態みたいだ。
 お互い、我慢は体に良くないよな……?
 俺は野際に目配せすると、ズボンのベルトにこそっと手を伸ばした。
 そして、なるべく音を立てないように、ベルトを緩めて、ファスナーを開けた。
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