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チカちゃん先生のご褒美
第8章 知佳先生の奮闘

「やっ、そんなとこ、触らせてないっ」
「そうだよなあ。知佳が生徒にこんなとこにぶっ掛けさせる訳、無いよなあ」
「!あたりま……えっ……」
「……じゃあ、なんで濡れてるの?」
「なんで、って」

 太郎さんのを触ってるだけで、感じたから。
 触られなくても、気持ちよくなっちゃったから。
 そう答えて、良いの?
 処女なのに、いやらしい女って思われたり、しない?

「ここも、洗っとこうか」
「ひゃ、」

 答えられないで居たら、ただそこを確かめていただけだった指が、潤みを掻き出す様に、動き出した。

「あっ……ん、ぁっ……動かさないでっ……こすらないでぇっ」
「もう良いの?じゃ、綺麗にしよう」

 太郎さんは私の手から手を離して、壁に掛かっていたハンドシャワーを取った。そして、脚の間に埋めている指で、こすっていた所をくぱっと開いた。

「あん!?やぁ、なにっ?!」
「ちゃんと流しておかないと、気持ち悪いだろ」

 そう言って、太郎さんはそこに、シャワーを当てた。

「っぁ!?あぁん、やっ、たろぉさっ、や、それやぁああ!」

 シャワーの水流が、さっきまでこすられていて剥き出しになった所に、直接当たる。
 刺激されて、じんじんする。
 でも、指みたいにしっかりとは当たってくれなくて、もどかしい。

「知佳、声、響きすぎ」
「だ、って……あ、や、やぁあん、」
「口、自分で塞いで。俺、今手が離せないから」
「ぅんっ……ん、ん」

 言われた通り、片手で口を塞ぐ。
 その間もシャワーは続いていて、腰が崩れそうになる。
 膝ががくがくして来たのを見た太郎さんが、私の脚の間に、脚を入れた。
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