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Aさん ~私を淫らにする人~
第2章 本当の自慰を知った夜
大きいスポンジにソープを馴染ませて体をなぞって洗っても、この体はヒクついたり疼いたりはしない。

でも発芽した芽は濃い緑色にグロテスクに光る細かい産毛を纏った姿を急速に成長させて、その分だけ気持ちが悩ましくモヤついてきた。

体に当たり、流れ落ちていくシャワーの水流の音が、外部から聞くようにカラッポの響きと鳴って鼓膜の裏に響く。

温かいはずの水が素肌に冷たい。

そんな中でいよいよ私の中の植物は大きな蕾を膨らませてその頭をもたげてきた。

産毛でさえ鋭く光る棘に姿を変えていく。

そして聳え立つよう頭をもたげた丸々と太った蕾は、その上端にもうはみ出してきた花弁の濃い紫の色を見せている。
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