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第6章 お口の快感

私はすぐにそれがケーキの生クリームであることを理解して、脳裏では生クリームを付けたＡさんの指が私の顔の前にある情景がパッと浮かんだ。

そして「メグちゃんの目の前に何があるか匂いで分かるだろう？」と言われてまた小首をかしげたけど、次に何をさせられるのか感づいてドキドキしている。

「また舌を出して」

ゆっくりと小さく舌を出す。

「もっとだよ」

恥かしいけれど、言われたようにクッと大きく舌を出した。