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Aさん ~私を淫らにする人~
第2章 本当の自慰を知った夜
そうしておよそ30分。
バラエティが終わり、気難しそうなキャスターが喋るニュース番組が始まって、私もドライヤーで髪を乾かし始める。
丸い卓上鏡に向かって髪の毛をブロー。
フォーと鳴る風の音を聞きながらテレビを何気なく見ていたけど、音が聞き取りにくいし面白くないからテレビは消した。
そして鏡の中を見ながら髪を乾かしていると、なぜだか今日は横目に見えるテレビの黒い画面が妙に気になる。何か物足りない、そんな気持ちが湧いてきて消せなくなった。
ドライヤーの風の音、そして手に伝わってくるその微震が、そんな気分を妖しいものに変化させていく。エッチなものが見たい・・・。
何も映っていないテレビの暗い画面に私はそれを求めるようになった。
バラエティが終わり、気難しそうなキャスターが喋るニュース番組が始まって、私もドライヤーで髪を乾かし始める。
丸い卓上鏡に向かって髪の毛をブロー。
フォーと鳴る風の音を聞きながらテレビを何気なく見ていたけど、音が聞き取りにくいし面白くないからテレビは消した。
そして鏡の中を見ながら髪を乾かしていると、なぜだか今日は横目に見えるテレビの黒い画面が妙に気になる。何か物足りない、そんな気持ちが湧いてきて消せなくなった。
ドライヤーの風の音、そして手に伝わってくるその微震が、そんな気分を妖しいものに変化させていく。エッチなものが見たい・・・。
何も映っていないテレビの暗い画面に私はそれを求めるようになった。