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Aさん ~私を淫らにする人~
第9章 白いズボンのお尻
土曜夕方の食卓の上には山盛りの手作り餃子とよく冷えたビールが並んだ。やはり自分で作ったお料理の味は格別で、Aさんとのお喋りも楽しくてついつい食もビールも進んでしまった。
白いご飯は遠慮したけれど、さすがわAさん、用意してくれていたオレンジ・シャーベットを食べて食事が終わった。
「ごちそうさまでした」を言った後で、それまでは全くのゼロだったイヤらしい思いがフッと姿を表してくる。
このまま座っていたらまた目隠しをされてしまうんじゃないかと。
決してされたいわけじゃない。
できればそんなイヤラシ過ぎることは避けたいから、Aさんがお皿を片付けようとすると、「今日は私も手伝います」と間髪入れずに椅子から立ち上がった。
そんな私にAさんは、「そう、ありがとう」と柔らかな笑顔を見せてくれて、それを見ると今日はそんな気がなかったのかなと勇み足したことに後ろめたさを感じた。
白いご飯は遠慮したけれど、さすがわAさん、用意してくれていたオレンジ・シャーベットを食べて食事が終わった。
「ごちそうさまでした」を言った後で、それまでは全くのゼロだったイヤらしい思いがフッと姿を表してくる。
このまま座っていたらまた目隠しをされてしまうんじゃないかと。
決してされたいわけじゃない。
できればそんなイヤラシ過ぎることは避けたいから、Aさんがお皿を片付けようとすると、「今日は私も手伝います」と間髪入れずに椅子から立ち上がった。
そんな私にAさんは、「そう、ありがとう」と柔らかな笑顔を見せてくれて、それを見ると今日はそんな気がなかったのかなと勇み足したことに後ろめたさを感じた。