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Aさん ~私を淫らにする人~
第2章 本当の自慰を知った夜
混んだ電車を降りてから会社まで歩く10分の間で、私の心の中では‘高橋さん好き’が始まる。
私には色気がないから男の人達からは話しかけてもらえない。
だからディスクに座っていて、男の人と楽しそうに仕事や違う話をしている女性を目にすると、とてもうらやましい気持ちになってしまう。
そんなオフィスの中で総務部にいる高橋さんはほぼ男版の私で、事務所の中で会話をするのは上司相手だけで、必要なこと意外で他の女性社員に話しかけることも話し掛けられることもない。
顔も普通で、ランチ・タイムやたまにある夜の女子会で「あの人、いいよね」と言う話題にも悪口にさえ名前が出てこない人だ。
だから私はこの人を好きなった。
それは誰にも盗られる心配がないから・・・。
私には色気がないから男の人達からは話しかけてもらえない。
だからディスクに座っていて、男の人と楽しそうに仕事や違う話をしている女性を目にすると、とてもうらやましい気持ちになってしまう。
そんなオフィスの中で総務部にいる高橋さんはほぼ男版の私で、事務所の中で会話をするのは上司相手だけで、必要なこと意外で他の女性社員に話しかけることも話し掛けられることもない。
顔も普通で、ランチ・タイムやたまにある夜の女子会で「あの人、いいよね」と言う話題にも悪口にさえ名前が出てこない人だ。
だから私はこの人を好きなった。
それは誰にも盗られる心配がないから・・・。