この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Aさん ~私を淫らにする人~
第4章 私はメグちゃん
おじさんは隣の人との話しに夢中でそんな私を無視だけど、メニューを見ていたAさんは自分の分の箸置きや小皿を端に寄せてくれて、私の場所を広げてくれた。
それで小さな声で「すみません」とお礼を言う。
そして「いらっしゃいませ」とおばさんが私の前にも小皿とお箸を置いてくれた。
それにも小さく頭を下げてお礼をするが、その後はどうして言いかわからなくて、ただ椅子の上でバッグを抱えたまま固まった。
私の前にはAさんのようにメニューが置かれていないのだ。
(どうしよう)と内心、困り果てる。
そんな私を放置して、おばさんは横のAさんに「何にします?」と注文を聞いた。
それで小さな声で「すみません」とお礼を言う。
そして「いらっしゃいませ」とおばさんが私の前にも小皿とお箸を置いてくれた。
それにも小さく頭を下げてお礼をするが、その後はどうして言いかわからなくて、ただ椅子の上でバッグを抱えたまま固まった。
私の前にはAさんのようにメニューが置かれていないのだ。
(どうしよう)と内心、困り果てる。
そんな私を放置して、おばさんは横のAさんに「何にします?」と注文を聞いた。