パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第4章 私はメグちゃん

どうしてここに入ってきちゃったのかと、大きく後悔しながら。

そして、Ａさんからも何も話しかけてこられなくて、ついソッと横目でその様子を伺うと、私のことなどもう気にもなっていないようにただ前を向いてビールを飲んで枝豆を食べているだけだった。

だから、私も早くこれを飲んでもうここを出ようと飲むペースを速めていると、「おまちどうさま」とおばさんが串焼きをしっかりと私の分まで持ってきてしまい、少しガッカリした。

まだお皿を別々に持ってきてくれたのは救いだったけれど。

それを見て「どうぞ」とＡさんが言ってくれたので、また私は「すみません」と言う。

そしてＡさんは新しいビールのお代わりを頼んだ。

こんなお店で男の人と串焼きを食べるなんて初めてだから、どういう風に食べていいのか分からない。