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第4章 私はメグちゃん

急いでスイッチボタンを押して画面を点けると、細長く初めて見るアドレスとその下にＡよりとの題が記されていた。

やっぱりＡさんだと凄く嬉しくなったけれど、電車のドアが開いて後ろから押されるように前に進まなくてはならなくなって、ダブルクリックでメールを開けることができない。

このまま持っていては落としてしまいそうなので、後ろ髪を惹かれる思いでバッグの中にしまい、そして押し込まれるように電車の中に乗った。

そんな動き出した電車の中もギュウ詰めで、とても携帯を取り出す動作など出来なかった。

気になるメールの中身。