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第4章 私はメグちゃん

Ａさんはどんなメールをくれたのとそればかりが気になる。

そうしているうちにやがて二つ目の駅に停まる。

Ａさんが降りる駅だ。

昨日の夜のことが思い出されて、何だか嬉しくて恥ずかしい気持ちになる。

そして電車がまた動き出すと、見えないＡさんと引き離されるような感じがして悲しい気持ちになった。

そしてやっと自分の降りる駅に到着してホームに降り立ち人混みから開放されると、すぐに携帯を取り出してはやる手でメールを開けてみた。

書かれていたのはシンプルに一行、〔おはよう。〕とだけ。

でもそれがとてもＡさんらしくて嬉しかった。