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Aさん ~私を淫らにする人~
第5章 許したストーカー行為
相手がAさんと分かっているから、イヤだとは思わないけれど、かといって‘いいですよ’と答えるのも変だと思う。
どうやって、Aさんに嫌われないように断ろうかと言葉をあれやこれや考えているうちに、ふと最初にストーカーまがいのことをしたのは自分だったことを思い出した。
あの時に後をつけてお店に入ったから、こうしてAさんと知り合いになれたのだ。
自分でしておいて、相手からは嫌ですとも言えないなと気付くと、もうイエスの返事をするしかないと思った。
それに、何より相手がAさんだからストーカーされても不安はなかったから、〔いいですよ。でも、お仕事はどうするんですか〕とメールを打つと、すぐに〔ありがとう。腹が立ったから、明日はサボることにしたんだ〕とReが返ってきた。
どうやって、Aさんに嫌われないように断ろうかと言葉をあれやこれや考えているうちに、ふと最初にストーカーまがいのことをしたのは自分だったことを思い出した。
あの時に後をつけてお店に入ったから、こうしてAさんと知り合いになれたのだ。
自分でしておいて、相手からは嫌ですとも言えないなと気付くと、もうイエスの返事をするしかないと思った。
それに、何より相手がAさんだからストーカーされても不安はなかったから、〔いいですよ。でも、お仕事はどうするんですか〕とメールを打つと、すぐに〔ありがとう。腹が立ったから、明日はサボることにしたんだ〕とReが返ってきた。