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やじろべえ
第1章 There is no escape.

女は嫌悪感をあらわに羽山を罵った。
「う…、下衆が!」
「その下衆のガキを孕む事になるかもな、ハハハっ」
羽山は屁とも思わず、余計に興奮して中をズボズボ突いた。
「くっ……!」
「これからたっぷりと可愛がってやるぜ」
女は悔しげに顔を顰めたが、羽山はぐちょぐちょ音を立てて指をピストンさせている。
ほっとくと、いつまでもやりそうな気配だ……。
興奮冷めやらぬ羽山にストップをかけた。
「おい、ゆっくりしてる暇はねー、続きは向こうに行ってからだ、その辺でしまいにしとけ」
「お、おう、そうだな、しかし、こういう強情な女は興奮する」
羽山の言った事はまんま自分の心情と一致していたが、女が服を着るのを待って部屋を出た。
非常階段を使って下に降りると、マンション脇の目立たねぇ場所に車が停めてある。
黒塗りのランクルは羽山が運転し、俺は女を横に座らせて後ろの席だ。

