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やじろべえ
第1章 There is no escape.

よっぽど具合がいいのか、羽山は腰の動きを早めていったが、高揚した顔で女に名前を聞いた。
「はっ、はっ、お前、名前は」
女が素直に答えるとは思えなかったが、息を乱して途切れ途切れに答えた。
「う、くっ、はぁ、うっ!あ、有…紗」
意外だと思いながら羽山がやるのを横から眺めていたが、黒光りする竿が割れ目を往復するのが丸見えだ。
「有紗か、お前は今から俺達の情婦だ、そうやって楽しんでりゃいい」
羽山は有紗に言った直後に腰を突き出した。
「そら、受け取れ!」

