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奴隷オークション
第15章 M男性直斗
自分のパソコンを見ると確かに志望オークションに男性がエントリーしていた。
「あっ。」昌子は思わず声を漏らしてしまった。
午前中に事務所で騒いでいたM男性だと昌子は思い出していた。
「申し訳ありません。はい。お待ちしておりました高橋様。今そちらにお伺いいたしますので暫くお待ち下さい。」
「はい。よろしくお願いします。」直斗は受話器を置いた。
昌子も受話器を置くと立ち上がり受付に向かった。
ドアを開くとそこには若い美形男子が立っていた。
「こちらにどうぞ高橋様。」と昌子はドアを手で抑えながら直斗に声をかけた。
「はい。」直斗は昌子に歩み寄る。
昌子はドキドキしていた。
股間に熱いものが込み上げてくる。
目の前にアシスタント達が予想していた美形男子がいる。
オナニーでは物足りなさを感じていた昌子は突然現れた若い男性に欲情していく自分を感じていた。
直斗が部屋に入ると昌子が「そちらの椅子にお座り下さい。」と直斗に声をかける。
「はい。」直斗は応えると椅子に座った。
昌子は対面の椅子に座ると「今回は志望オークションにお申し込み頂きありがとうございます。これにご記入して下さい。」と直斗の前に持ってきた申込書と誓約書を置いた。
「誓約書に関しましてはご自身の希望でオークションに参加したことを証明するものとなっております。」と昌子が説明する。
「はい。わかりました。」直斗は返事をし、テーブルに用意されていたボールペンをとり書き始めた。
昌子はこの美男子がペニバンを付けた女王様に縛られてアナルを犯されている姿を想像してしまった。
昌子は更に欲情していく。
直斗は書き終わると、持ってきたナップザックから判子を出して用紙に押した。
「ご用意がいいんですね。」昌子は直斗に声をかけた。
「はい。必要かな?と思っていたもので。」と言いながら軽く微笑む。
昌子は直斗が書いた用紙を受け取ると内容を確認しながら直斗の様子をうかがっていた。
フッと直斗が臀部を僅かに動かしていることに気が付いて「高橋様。アナルに何か入れておられるんじゃありませんか?」と聞いた。
昌子にもアナルにプラグを入れて生活した経験があった。
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