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奴隷オークション
第22章 新たな調教その1
尚は電話の着信音で目を覚ました。
携帯を見ると京香からだった。
「もしもし。」と尚が電話に出る。
「尚、こんにちは。」
「京香様、こんにちは。」
「様はいらないのに。」京香は不貞腐れたように言う。
「つい。なんだか呼び捨ては気が引けます。やっぱりご主人様ですから。」
「まぁいいか。尚は昼休みかな?」
「それが。。。色々あって会社休んじゃったんです。」
「脱毛のせいかな?」
「それだけじゃないんです。」尚は昨日の夜中にあった事を京香に話した。
「あら。そんな事があったんだ。なんだか大変な二日間だったんだね。」
「はい。奴隷になったら急に忙しくなったって感じです。」
「私も事務所に行ってないんだ。そうだ。尚も事務所に来なよ。お給料も出るし。いつでも一緒にいられる。」京香が意味深な事を言う。
「そうですね。考えておきます。京香様はなんでお休みなんですか?」
京香も昨晩の事を話した。
「ご主人様が事務所に行かなくていいって言うからさ。」
「そうですか。」
「今度は尚を連れて行くってご主人様が言ってたよ。」
「恥ずかしそうですね。」尚はつい股間に手を伸ばしていた。
「尚はこれから何か予定あるの?」
「特にないです。」
「遅い昼食でも一緒にどうかな?」
「えっ。もうそんな時間なんですか。」尚は時計を見て驚いた。
「そうだよ。私もさっきまで寝てたけどね。」
「はい。別にいいですよ。どこで待ち合わせしますか?」
京香が待ち合わせ場所を尚に言う。
「わかりました。それじゃ出掛ける準備してだから1時間後でいいですか。」
「いいよ。それじゃまた後で。話したい事もあるし。」と京香が電話を切った。
亜里沙達が帰った後、尚は会社に電話して体調不良で今日は休む旨を伝えるとそのまま寝てしまった。
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