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奴隷オークション
第24章 その後
隆二は次に譲渡オークションの昌子を入札した。
こちらもまだ誰も入札していなかった。

昌子の主はパソコンの画面を覗き込む。
「おっ。やっと入札したな。」と言うとニヤニヤしながら入札した。
実は宏美が登録して直ぐ入札しようとしたのだが我慢していた。
主は本気で落札するつもりはなかった。
処女じゃなくなった宏美に興味が薄れたからだ。
だが嫌がらせだけはどうしてもしたかった。
もし落札出来たら滅茶苦茶にしてやろうとも思っていた。
フッと譲渡オークションを見ると入札されていた。
「誰だ。物好きがいるもんだ。」
入札した人物が宏美を入札している人物と同一人物であることに気が付き「コイツどういうつもりだ。」と呟いた。
そういえば昌子は宏美の担当だった。
もしかして昌子との間に何かあったと言うことなのか。
これは面白い。
「拷問して聞き出すか。」とまたニヤつきながら言うと昌子の元に戻って行った。
浣腸の苦痛から解放された昌子はグッタリ頭を下げて目を閉じていた。
ガチャっと扉が開く音に昌子はビックっと身体を震わせて扉の方を見た。
主が入って来るのを見て昌子は恐怖しか感じなかった。
この男はどこかいかれている。
このまま殺されてしまうのではないかという恐怖すら感じた。
「おい。」
「はっはい。」
「昨日お前が担当した元処女を落札した男とお前なんかあったのか。」
「えっ。なっなんでですか。」
昌子の反応に主は確信を得た。
何かあった筈と。
主は携帯を出すとサイトにアクセスして譲渡オークションを出す「これだよ。」昌子に見せた。
画面には昌子の写真が出ていて入札されている事が表示されていた。
「この入札してる男が元処女を落札した奴だよ。」と主が説明する。
「えっ。」昌子は驚いた。
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