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第25章 その後その２

直斗は週末が待ち遠しくて堪らなかった。
自分にも遂にご主人様が出来る。
どんな女性だろう。
彼女も自分と同じマゾだと言っていた。
それも同い年。
どんな調教を受けるのだろう。
彼女が僕を調教するのだろうか。
それとも彼女のご主人様が調教してくれるのだろうか。
妄想は膨らむばかりだった。
直斗は決してゲイではなかった。
セックスするならやはり女性がいいと思っている。
だが調教となるとどちらでもよかった。
サディストであれば。
入札してくれた女性は自分はマゾだと言う。
その辺りが直斗は不安でもあった。
彼女のご主人様が男性か女性かはまだわからない。
もし男性だとしても女性を奴隷にしているということはゲイである可能性は薄い。
直斗は試してみたい事が１つだけあったのだ。
それは男性からアナルを犯される事。
ご主人様がそういう趣向があればいいが。
そこで１つ前から計画していた事を実行に移してみようと思い至ったのだ。
女王様かご主人様が出来てからでは裏切り行為になりかねない計画。
もう試す時間は余りない。
計画を実行するのは今しかないと直斗は決意した。
直斗は会社帰りに計画を実行する事にした。
それは個室ビデオで相手を探すという計画だった。
サイトに個室ビデオにはゲイがいて相手を物色していると見た事があった。
直斗は会社の近くにある個室DVD店に入ると準備を始めた。
持ってきた麻縄やディルド、ローション、手錠を出して並べる。
そしてコンドーム、全頭マスク、目隠しを出す。
直斗はまず部屋を出てDVDを観に行くことにした。
ゲイSMのAVコーナーに行きDVDを物色してる男性がいないか見に行ったのだ。

一方勉は亜里沙と会えない時は個室DVDで時間を潰す事が最近の習慣になっていた。
目的はSMのAVを観て調教の参考にならないかと思っていたからだ。