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奴隷オークション
第26章 運命の週末その1
「わかった。裏口から入ればいいんだな。後、10分程で着く。」と広正は電話を切った。
「診てくれるそうだ。」広正は運転席の隆二に声をかけた。
「良かった。ありがとう御座います。」と隆二。
やがて車は病院の敷地に入り裏口で停車した。
裏口には医師が1人待ち構えていた。
傍らにはストレッチャーが置かれていて看護婦が1人立っていた。
広正は車から飛び降りると医師に歩み寄り「悪いな。」
「お互い様だ。」と言葉を交わした。
隆二は毛布に包まれまだ意識のない昌子を抱き上げて車から下ろすと用意されていたストレッチャーに寝かせた。
昌子の意識はまだ戻っていない。
ストレッチャーを押して診察室に向かう一同。
「また奴か。」外科医が言う。
「そうだ。」まだ広正の父親が健在だった頃起きた親娘の事件が思い出される。
「2人は元気かい。」と正広。
「あぁ元気に働いてくれてるよ。」と外科医。
「そうか。良かった。」
診察室に入ると外科医は直ぐ昌子の毛布を取り診察を始めた。
昌子を包んでいた毛布には丁度股間があたっていた部分に大きな染みが出来ていた。
「これ。」気が付いた隆二が正広に見せる。
「おそらく精子だろう。」
「そうですか。」隆二は拳を握り締めていた。
全身をくまなく診察していた外科医が「それ程深刻な傷はないようだ。」と安堵の声を漏らした。
「そうか。良かった。」と広正。
「一応レントゲンを撮っておこう。」と外科医が言う。
「はい。」と看護婦が用意する為に部屋を出て行った。
「うっ。」呻き声を漏らして昌子が目を覚ました。
「目を覚ましたね。」と隆二が昌子の顔を覗き込みながら言う。
「ご主人様。私。ここは何処ですか。」と自分の状況を確認する昌子。
「診てくれるそうだ。」広正は運転席の隆二に声をかけた。
「良かった。ありがとう御座います。」と隆二。
やがて車は病院の敷地に入り裏口で停車した。
裏口には医師が1人待ち構えていた。
傍らにはストレッチャーが置かれていて看護婦が1人立っていた。
広正は車から飛び降りると医師に歩み寄り「悪いな。」
「お互い様だ。」と言葉を交わした。
隆二は毛布に包まれまだ意識のない昌子を抱き上げて車から下ろすと用意されていたストレッチャーに寝かせた。
昌子の意識はまだ戻っていない。
ストレッチャーを押して診察室に向かう一同。
「また奴か。」外科医が言う。
「そうだ。」まだ広正の父親が健在だった頃起きた親娘の事件が思い出される。
「2人は元気かい。」と正広。
「あぁ元気に働いてくれてるよ。」と外科医。
「そうか。良かった。」
診察室に入ると外科医は直ぐ昌子の毛布を取り診察を始めた。
昌子を包んでいた毛布には丁度股間があたっていた部分に大きな染みが出来ていた。
「これ。」気が付いた隆二が正広に見せる。
「おそらく精子だろう。」
「そうですか。」隆二は拳を握り締めていた。
全身をくまなく診察していた外科医が「それ程深刻な傷はないようだ。」と安堵の声を漏らした。
「そうか。良かった。」と広正。
「一応レントゲンを撮っておこう。」と外科医が言う。
「はい。」と看護婦が用意する為に部屋を出て行った。
「うっ。」呻き声を漏らして昌子が目を覚ました。
「目を覚ましたね。」と隆二が昌子の顔を覗き込みながら言う。
「ご主人様。私。ここは何処ですか。」と自分の状況を確認する昌子。