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奴隷オークション
第27章 新たな奴隷
「これを外しておいてくれ。俺は尚を連れてくる。」とハンブラーを指差す広正。
「それにしてもこれは痛そうだ。金玉が千切れそうじゃないか。」
「そうでもない様ですよ。よく伸びるんです。ここの皮。」京香が睾丸を指で突く。
「そうか。」思わず自分の股間を手で隠す広正。
「それじゃ連れてくるからな。」広正はその場を離れ尚の元に戻っていった。
京香はハンブラーのボルトを緩めて睾丸を解放する。
そして新たな縄を手に取ると直斗の腰に縄を縛りつけハーネスを作る。
腰に縛り付けたハーネスに新たな縄を結ぶと上半身を吊っているカラビナに通して縄を張り固定した。
そして再びエネマグラを出し入れし始めた。
そこに尚を連れて広正が戻ってきた。
尚は全身汗だくでハァハァ荒い息遣いだった。
「尚。大分疲れてる様ね。」京香が声をかける。
「はい。京香様。こんなに沢山自転車を漕いだ事ないです。」
「沢山イッたんだ。」
「それが。。。」
「イッてないみたいだぞ。」広正が口を挟む。
「イキそうになると漕なくなって。。。」
「低周波が流されるって事ね。」京香が後を引き継ぐ。
「はい。」
「低周波を止めるには漕がないとならないからね。」
「はい。またディルドに責め立てられてイキそうになるんですが。」
「繰り返しだ。」
「はい。最後はクリちゃんに付けられた電極で少し気持ちいいって思ったところに。。。」
「ご主人様が来た。」
「そうです。」と尚が微笑んだ。
「見た目より漕いでる本人は大変な様だな。」と広正がニヤニヤしながら口を挟む。
「はい。」尚が広正の方を振り返りながら答えた。
「なんだ京香。腰を吊ったのか。これじゃ上手く腰を使えないぞ。」
「それでいいんです。」京香は悪戯した子供の様な表情で笑う。
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