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【最恐官能】黒い暴行
第1章 黒い暴行
事件の翌日(7月2日)のことでありました。

ところ変わりまして、イオンモールの1階にありますジーユー(洋服屋・なぎさのバイト先)にて…

なぎさは、勇一郎の収入にはなんの期待もしていませんでしたので、勇一郎と結婚後は専業主婦をせずに1日3~4時間のバイトをして不足分を補っていたのでありました。

アタシは勇一郎さんにはなんの期待もしてへんから…

勇一郎さんは非正規雇用で月給13万円で、年収が極力少ないからアタシがバイトに出ておカネを稼いでいるのよ…

それなのに…

勇一郎さんはどこのどこまでナマケモノなのかしらねぇ…

時は、午前11時頃のことでありました。

なぎさは、店内にあるレディースインナーのコーナーで陳列台に並んでいない色のブラレットをひとつずつていねいにならべていました。

その時に、勇一郎が勤務している職場に在籍をしていた田口さん(70代)がなぎさのもとにやってきました。

田口さんは、4月に新築の家が極悪非道のヤクザ組織にのっとられてしまったことが原因で引っ越しができなくなってしまったことを聞いていたので、助けてあげたいと想っていましたが、なぎさは田口さんに『いらないことをしないでよ!!』と言いまして怒ってしまいましたので、ケンカ越しになってしまいました。
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