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第1章 黒い暴行

なぎさは、田口さんに突き放すような声で言うて背中を向けたあと、引き続きバイトを続けていました。

田口さんはどこのどこまでドアホなのかしら…

人を上から目線で言うなんてサイテーね…

田口さんがあななヤクザみたいなハウジング会社をアタシたち家族に紹介したから…

アタシたち家族の人生が大きく狂ってしまったのよ…

サイアクだわ…

午後３時頃のことでありました。

なぎさは、バイトを終えたあと光の広場の前にありますスタバへ行きまして、中学時代の友人の女の子と一緒にお茶をのみながら身の上話をしていました。

２人は、一杯356円のドリップのトールサイズのマグカップを注文しました。

なぎさは、友人の女の子に対して勇一郎がユウジュウフダンで超メメシイと言うたあと勇一郎の悪口をグダクダグダクダグダクダというていたので、友人の女の子はなぎさにあつかましい声で『なさけないわね…』と言うてからこう言うていました。