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第1章 黒い暴行

｢だからなぎさは自分の人生をしくじってしまったのでしょ!!あんたはアタシがいよる言葉がゼンゼンわかってへんみたいね!!｣
｢くすんくすんくすんくすんくすんくすん…くすんくすんくすんくすんくすんくすん…｣

なぎさは、友人からボロクソに言われてしまったのでくすんくすんと泣きじゃくっていました。

友人の女の子は、新築の家を極悪非道のヤクザ組織に強奪（たか）られたことについてもボロクソに言いまくっていました。

｢極悪非道のヤクザ組織に新築の家を強奪（たか）られたことについては、あんたとダンナのあせりが原因でそのようになってしまったのでしょ!!どうしてあななわけの分からない社名のポン引きハウジング会社を選んだりしたのかしら…あななわけの分からない社名で極悪非道のヤクザが経営してはるハウジング会社を選んだあんたが悪いのでしょ!!｣
｢だって…だって…くすんくすんくすん…あっという間に夢が叶う家づくり…くすんくすんくすん…｣
｢そなな軽はずみなことするからヤクザに新築の家を横取りされたのでしょ…あんたのダンナの稼ぎが悪いから大失敗してしまったのでしょ!!親類の家にゼニ出してもろたけん大失敗してしまったのでしょ!!｣
｢だって…くすんくすんくすん…｣

友人の女の子は、なぎさが男がらみのトラブルを起こしてニンシンさわぎを起こしたことについてもボロクソに言いまくっていました。