この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
劣情ストーリーテラー
第33章 街角電気マッサージャー

「おねーさーん、待ち合わせ?」



今日も来たのね



「そう、待ち合わせ」



「でもしばらく誰も来てないじゃーん、ヒマなんでしょー」



「来るのよ、このあと」



「来ないんでしょー、オレらと遊ぼうよー」



「お巡りさんが来るのとパンチパーマの人が来るのと、どっちだと思う?」



「フかしてんじゃねえぞババア」



「試してみる?」



スマホに手をかけた途端に捨て台詞が聞こえた



こういうところも含めて、街に出ることに意味があるのだと思っている



そう



来る



街中にいる緊張感で、カラダへの刺激を正常に処理しないようにわざとらしく気取っている私の脳に、あれは予告もなく、来る



どれだけカラダで反応しようとも絶対に快感なんか感じている場合ではないと強く念じた私の心に、来る



来る、来る、来る、来る、来る



来た来た来た来たキタキタキタキタキタキタ



ああ



「イグッ」



思わず漏らした言葉も街のざわめきの中では誰の耳にも届かない



わずかに震えている膝も寒さのせいだと思われるのでしょう



突き抜けた衝撃に頭が少しフラフラする



今日はこのくらいにしておこう



アリバイ作りにもなりはしないけど、カフェでコーヒーでも飲んでから帰りましょう



次はどこの町にいこうかしら









/132ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ