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劣情ストーリーテラー
第45章 脱衣恐怖症



「はー、誰かいないかなー」



なにが?



「服を脱がなくても文句いわない人」



なにそれ



「じゃあやりましょうってなったらみんな脱がそうとするじゃん」



まあ、脱いだほうがやりやすいからね、ていうか下は脱がないと相当やりづらいしね



「でも脱がなくてもやろうと思えばやれるじゃん?」



まあね



「人前で裸になんか絶対なれない」



温泉は?



「行かない」



学校の時どうしてたの?



「トイレで着替えてた」



なんで今さら?



「私もみんなみたいにやりたい」



でも裸になりたくない



「うん、絶対ムリ」



でも、やったことはあるんでしょ?じゃないとそもそもやりたいとか思わないんじゃない?



「ある、もちろん」



そんときはどうしたの?



「部屋は真っ暗にして、布団スッポリかぶって、パンツだけ脱いだ」



それでうまくいったの?



「うん、やれることはやれた」



その人はどうしたの?



「連絡つかなくなった」



それからは?



「いい感じになっても脱がそうとしてくる人は捨ててきた」



脱がないでできる範囲じゃダメなの?



「ちゃんと最後までやりたい」



脱がずに?



「うん」



どうしたらいいのかしらね



「ていうか、なんで脱がないとダメなの?」



ああ、まあ、着たままでも手を突っ込めばまさぐれるか



「でしょ、そのままできるでしょ」



まあ、そうね



「ぶっちゃけ股んとこズラせばパンツも脱がなくてよくない?」



言ってる意味は分かる



「そしたら後は当事者同士の話し合いでしょ」



まあね



「なんでみんな平気で裸になれるの!」



相手が裸なのはいいの?



「それはいい」



見られることはないと思うけど、裸の人がガチガチに服を着たあんたとやってるのって、けっこう犯罪っぽいわよ?



「同意のうえです」



そうなんだけどね



「絶対に裸にはなりません」



いいんじゃない、そのうち理解者が出てくるんじゃないの



「私の大切なお洋服たちとは一瞬たりとも離れません!」



(けっこうエロい体してんだから、それで口説けばいいのにねえ)







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