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ガーネット弐番館
第12章 Bridal night
ゆっくりと航平の指がパジャマの上着の裾から横腹に触れる。

洗い物をしたばかりの指が少し冷たくて、睦美は僅かに震えた。

「止めるなら今だけど...。いいの?」

睦美がごく小さく首を縦に振る。

「いいんだ。エロいね...」

嬉しそうな声が耳元でして、そのまま舌が耳に触れる。

手は脇腹をゆっくり這い上がってゆく。

「...っ、は...」

指先が緩やかな膨らみを捉え、すぐさま胸先に辿り着く。

柔らかく動き回る指が張り詰めた胸先を転がす。

睦美は息を軽くはずませながら、航平のほうへ顔を向けた。

「ん...」

唇の端がねっとり触れて、もっと触れたくて航平の首に片腕を回す。

互いの吐息混じりの唇が触れて、次第に舌が触れ、唾液が行き交うほど深く差し入れる。

振り返っていた体を睦美が向き直るように動く。

それを感じとった航平もキスをしながら、膝の上に向かい合うように導く。

「ん...せまい」

睦美が定位置にしていたコタツの場所は、すぐ後ろが壁で。
1人でいる時はそこにクッションを挟んで、もたれかかってテレビを見ていた。
その睦美と壁との間に航平が入ってきているのだ。

「だから、聞いたじゃん」

楽しそうに航平が胸に顔を埋めるかのように抱きしめた。

「でももう止められないよ。さっき言ったでしょ」

睦美を見上げ、航平の指がお尻を掴んで自分の中心に擦るように近づける。
いくつかの布越しでも、その存在で睦美の体が震える。

「んっ...やめない、よ?」

航平の顔を両手で挟むように掴んで、唇を寄せた。

今度はすぐさま深く舌が入ってきて、からめとられる。

「...んっ」

自分のTシャツに手をかけた航平を助けるように、キスを交わしながら睦美も手伝い脱がせる。

またキスをしながら、今度は睦美のパジャマのボタンを手探りで外し。
いくつか外して上に脱ぎ去る。

狭い場所で、コタツや壁に軽くぶつかる度に、2人で小さく笑っては口付けた。

膝立ちする睦美を追いかけるように航平が立ち上がり、それを追いかけるように睦美も立ち上がって。
互いの服を脱がせながら、その体に唇を落としてゆく。
そして、2人とも裸になった時には、完全に立ち上がって互いの指が相手の足の間に伸びていた。

「んっ...、あっ、...も、来て...」

「はぁ...、俺も挿れたい」
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