この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ガーネット弐番館
第5章 同居と同棲の違いは何?
201と202は、洗面所とお風呂の部分が接している反転タイプだと聞いている。
以前から、202の姉妹が賑やかにお風呂に入る音とかは響いて聞こえていた。
だから、なるべく音を出さないように過ごしていたのに!
「いや、あの...ホントごめんなさい」
202の奥さんも車で出掛けるのか、アパートの横の駐車場まで一緒に歩くはめになってしまった。
ひたすら恐縮するしかない。
ってか恥ずかしすぎる。
っていうかいうか、そんなの聞こえちゃったとしても、面と向かって言わないで欲しい~。
普段、挨拶するぐらいで、そんな仲良いわけでないのに。
こんな話をするなんて。
顔から火がでそうとは、この事だわ。
「ううん。いいのいいの。子どもたち寝てたし。それよりウチの声こそ、響いてなかった?」
202の、確か遠藤さんご家族は、実家を二世帯にリフォーム中で1年ぐらいこのアパートに住んでいる。
それまで実家だった為、荷物が多く。
4人で川の字で6畳半に寝ているらしい。
「子どもたちもおっきくなって来たからさ。2人が寝静まってから、お風呂場でいちゃいちゃしてんの」
早朝の駐車場で、こそこそ立ち話だ。
全然知らなかった!
聞くと時間は深夜近くなので、睦美が早く寝ているからかもしれない。
「今度ウチの声が聞こえちゃうかも。ごめんね。うふふ」
...それはそれで、なんというか。
そんな楽しそうに笑われても...。
はぁ。としか返せない。
遠藤さんの奥さんは、「ああ、早くパン買ってこなきゃ、怒られちゃう〜」と、近くのコンビニに車を出した。
朝食用のパンを買い忘れたらしい。
変わった人だ...。
前から、同世代っぽいこともあって、凄く話をしたそうにしていた。
こーゆー話をしたかったんだろうか。
苦手かも。
だって、私は今だけだし。
ラブラブなワケでもないし。
睦美は気を取り直して、車に乗り込んだ。
とりあえず、仕事に向かわなきゃ。
航平は、日中どうしてるんだろう。
昨日は、洗濯機に入れたままの洗濯物が畳んであった。
鍋セットをホームセンターに、晩御飯の買い出しに恐らくスーパーには行った。
あとは、ランニングしてる??
こんな生活、いつまでも続くはず無いし、続けていいワケない。
今日は帰ったら、期限を決めてみよう。
そう決意して、車を走らせた。
以前から、202の姉妹が賑やかにお風呂に入る音とかは響いて聞こえていた。
だから、なるべく音を出さないように過ごしていたのに!
「いや、あの...ホントごめんなさい」
202の奥さんも車で出掛けるのか、アパートの横の駐車場まで一緒に歩くはめになってしまった。
ひたすら恐縮するしかない。
ってか恥ずかしすぎる。
っていうかいうか、そんなの聞こえちゃったとしても、面と向かって言わないで欲しい~。
普段、挨拶するぐらいで、そんな仲良いわけでないのに。
こんな話をするなんて。
顔から火がでそうとは、この事だわ。
「ううん。いいのいいの。子どもたち寝てたし。それよりウチの声こそ、響いてなかった?」
202の、確か遠藤さんご家族は、実家を二世帯にリフォーム中で1年ぐらいこのアパートに住んでいる。
それまで実家だった為、荷物が多く。
4人で川の字で6畳半に寝ているらしい。
「子どもたちもおっきくなって来たからさ。2人が寝静まってから、お風呂場でいちゃいちゃしてんの」
早朝の駐車場で、こそこそ立ち話だ。
全然知らなかった!
聞くと時間は深夜近くなので、睦美が早く寝ているからかもしれない。
「今度ウチの声が聞こえちゃうかも。ごめんね。うふふ」
...それはそれで、なんというか。
そんな楽しそうに笑われても...。
はぁ。としか返せない。
遠藤さんの奥さんは、「ああ、早くパン買ってこなきゃ、怒られちゃう〜」と、近くのコンビニに車を出した。
朝食用のパンを買い忘れたらしい。
変わった人だ...。
前から、同世代っぽいこともあって、凄く話をしたそうにしていた。
こーゆー話をしたかったんだろうか。
苦手かも。
だって、私は今だけだし。
ラブラブなワケでもないし。
睦美は気を取り直して、車に乗り込んだ。
とりあえず、仕事に向かわなきゃ。
航平は、日中どうしてるんだろう。
昨日は、洗濯機に入れたままの洗濯物が畳んであった。
鍋セットをホームセンターに、晩御飯の買い出しに恐らくスーパーには行った。
あとは、ランニングしてる??
こんな生活、いつまでも続くはず無いし、続けていいワケない。
今日は帰ったら、期限を決めてみよう。
そう決意して、車を走らせた。