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ガーネット弐番館
第7章 unusual
航平も再会した頃は、半信半疑で。
でも、睦美から誘ってきてそういう事になってー。
誘った覚えはナイ...。
あの日はすっごい飲んでて、いつの間にか航平が押し倒してきたと思ってた。
コタツは嫌だったから、寝室に誘導したのは睦美だった気がするけど。
やだ。
恥ずかしい。
思い出してきた。
ベッドに引き入れた航平の上に馬乗りになって、自分から服を脱ぎ始めたことを。
「何赤くなってんの」
にやりと笑った航平が目の端に見えた。
グラスを持ってない手で顔を扇ぐ。
いつの間にかグラスも空になっていて、航平に押しやる。
「おかわり」
「ん」
ボトルから注ぐと、グラスの3分の1ぐらいで空になった。
「もう1本注文する?」
睦美は首を横に振った。
炭酸だからか、もう1本は飲めそうにない。
飲みきると、航平が待っていたようにグラスを取り上げた。
その動作が流れるようで、スローモーションのようにも見える。
互いの手を絡ませ体を寄せ合い、自然と見つめ合う。
航平の顔に手をやると、顔をずらして手のひらにキスをしてきた。
くすぐったくて、気持ちいい。
その唇にもっと触れたい。
ソファの上に膝であがるようにして、航平に唇を寄せた。
航平の手も睦美の体を引き寄せて、自分の膝の上にゆっくりと持ってくる。
バランスを保とうと航平の頭を抱えるようにして、その唇にキスをした。
柔らかく触れる唇が、角度を変え何度も重なって。
時折顔にかかる吐息が、シャンパンの香りを運んでいる。
ハジメテのあの時も。
こうやって、どちらともなくキスをした。
航平の口の端が笑っているように見えるのは、きっと睦美と一緒であの時のことを思い出したからだ。
「ほら、そっちからじゃん」
「違うよ。そっちだよ」
どちらでもないって分かってるけど、互いに押し付け合う。
触れるだけだったキスが、次第に舌が触れて。
絡まって深くなっては、角度を変えて動き回る。
「ん...っ」
すごく気持ちがいい。
服の上から体を這う航平の手も、気持ちがいいけど。
だけどもっと触って欲しい。
航平の肩に手をかけ立ち上がると、睦美は自分から服を脱いだ。
ちょっと脱がせドコロが分かりにくいワンピースを着てたからだけど。
航平が楽しそうに下から見上げてる。
でも、睦美から誘ってきてそういう事になってー。
誘った覚えはナイ...。
あの日はすっごい飲んでて、いつの間にか航平が押し倒してきたと思ってた。
コタツは嫌だったから、寝室に誘導したのは睦美だった気がするけど。
やだ。
恥ずかしい。
思い出してきた。
ベッドに引き入れた航平の上に馬乗りになって、自分から服を脱ぎ始めたことを。
「何赤くなってんの」
にやりと笑った航平が目の端に見えた。
グラスを持ってない手で顔を扇ぐ。
いつの間にかグラスも空になっていて、航平に押しやる。
「おかわり」
「ん」
ボトルから注ぐと、グラスの3分の1ぐらいで空になった。
「もう1本注文する?」
睦美は首を横に振った。
炭酸だからか、もう1本は飲めそうにない。
飲みきると、航平が待っていたようにグラスを取り上げた。
その動作が流れるようで、スローモーションのようにも見える。
互いの手を絡ませ体を寄せ合い、自然と見つめ合う。
航平の顔に手をやると、顔をずらして手のひらにキスをしてきた。
くすぐったくて、気持ちいい。
その唇にもっと触れたい。
ソファの上に膝であがるようにして、航平に唇を寄せた。
航平の手も睦美の体を引き寄せて、自分の膝の上にゆっくりと持ってくる。
バランスを保とうと航平の頭を抱えるようにして、その唇にキスをした。
柔らかく触れる唇が、角度を変え何度も重なって。
時折顔にかかる吐息が、シャンパンの香りを運んでいる。
ハジメテのあの時も。
こうやって、どちらともなくキスをした。
航平の口の端が笑っているように見えるのは、きっと睦美と一緒であの時のことを思い出したからだ。
「ほら、そっちからじゃん」
「違うよ。そっちだよ」
どちらでもないって分かってるけど、互いに押し付け合う。
触れるだけだったキスが、次第に舌が触れて。
絡まって深くなっては、角度を変えて動き回る。
「ん...っ」
すごく気持ちがいい。
服の上から体を這う航平の手も、気持ちがいいけど。
だけどもっと触って欲しい。
航平の肩に手をかけ立ち上がると、睦美は自分から服を脱いだ。
ちょっと脱がせドコロが分かりにくいワンピースを着てたからだけど。
航平が楽しそうに下から見上げてる。