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ガーネット弐番館
第8章 ハニームーン
ワンピースの下には、睦美にしては少し可愛いブラとお揃いのショーツをつけていた。
白い生地の上にカラフルなブルー系の小花がたくさん散りばめられている。
そんなに高級なモノではないのだけど、小さな睦美の胸をそれなりに可愛らしくホールドしている。
ここ何年も、味気ないカップ付キャミと同じシリーズのショーツばかりで過ごしていて。
洗濯を取り込む係になっている航平は、必然的にその事を知っている。
だから、まるで“勝負下着”かのように気合が入っているっぽくて、ちょっと恥ずかしい。
別にこの旅行の為に買ったわけじゃないのだけど。
「可愛い...」
言葉と同時に、膝裏の辺りにあった航平の指がするすると太腿へと這い上がってゆく。
「違うの。これはね、お出掛けするのにいつものだと、ちょっとあれかなって...」
肌の上に指を滑らせながら次第に航平がソファーから立ち上がり、体が寄り添ってくる。
航平の吐息も一緒に肌を滑って、睦美の体にぞくぞくっとしたものが走って言い訳がままならない。
「うん」
ブラの縁をなぞるようにゆっくりと動いた指が、胸のレースの上をそっと滑る。
睦美の反応を見ながら、そこかしこに柔らかくキスを落とす。
「...エロいね」
そう溢す航平の低い声のがよっぽど色っぽい。
背中に回った指が産毛を撫でるようにゆったり動いて、同時に頬と頬が触れ唇が近づく。
心地よくて、エロティックで、思わず息が漏れる。
「...っはぁ」
カラダは熱くて、ショーツの中はきっと湿って来ている。
航平の服を掴んで、顔を見上げる。
こんなに優しく睦美のことを見つめる人の事を、どうしてカラダ目的だと思えたんだろう。
唇がねっとりと触れては離れて、体に手を回し引き寄せ合う。
航平の舌が耳元を這い、そして吸い付く。
「ん...はぁ...」
もう立っているのがやっとで、必死に航平に腕を回してしがみつく。
早くベッドに向かいたいのに、航平は反対に窓に進みつつある。
まだカーテンを引いてなかったので、煌びやかな街の夜景が広がったままだ。
いつものアパートから見える、田んぼだらけで、夜になると真っ暗な景色とは全く違う。
とはいっても、こんなカーテンを開け放してシたことなんてない。
高揚感と軽い背徳感が、余計にカラダを熱くする。
白い生地の上にカラフルなブルー系の小花がたくさん散りばめられている。
そんなに高級なモノではないのだけど、小さな睦美の胸をそれなりに可愛らしくホールドしている。
ここ何年も、味気ないカップ付キャミと同じシリーズのショーツばかりで過ごしていて。
洗濯を取り込む係になっている航平は、必然的にその事を知っている。
だから、まるで“勝負下着”かのように気合が入っているっぽくて、ちょっと恥ずかしい。
別にこの旅行の為に買ったわけじゃないのだけど。
「可愛い...」
言葉と同時に、膝裏の辺りにあった航平の指がするすると太腿へと這い上がってゆく。
「違うの。これはね、お出掛けするのにいつものだと、ちょっとあれかなって...」
肌の上に指を滑らせながら次第に航平がソファーから立ち上がり、体が寄り添ってくる。
航平の吐息も一緒に肌を滑って、睦美の体にぞくぞくっとしたものが走って言い訳がままならない。
「うん」
ブラの縁をなぞるようにゆっくりと動いた指が、胸のレースの上をそっと滑る。
睦美の反応を見ながら、そこかしこに柔らかくキスを落とす。
「...エロいね」
そう溢す航平の低い声のがよっぽど色っぽい。
背中に回った指が産毛を撫でるようにゆったり動いて、同時に頬と頬が触れ唇が近づく。
心地よくて、エロティックで、思わず息が漏れる。
「...っはぁ」
カラダは熱くて、ショーツの中はきっと湿って来ている。
航平の服を掴んで、顔を見上げる。
こんなに優しく睦美のことを見つめる人の事を、どうしてカラダ目的だと思えたんだろう。
唇がねっとりと触れては離れて、体に手を回し引き寄せ合う。
航平の舌が耳元を這い、そして吸い付く。
「ん...はぁ...」
もう立っているのがやっとで、必死に航平に腕を回してしがみつく。
早くベッドに向かいたいのに、航平は反対に窓に進みつつある。
まだカーテンを引いてなかったので、煌びやかな街の夜景が広がったままだ。
いつものアパートから見える、田んぼだらけで、夜になると真っ暗な景色とは全く違う。
とはいっても、こんなカーテンを開け放してシたことなんてない。
高揚感と軽い背徳感が、余計にカラダを熱くする。