この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
蜜な時間はあなたと共に
第6章 異国の地で電話×××

ーーーーーーー
ピコン
[飲み物はジュースとか自販機で買って飲んでね!]
[人気の無い場所に1人で行かないように!)
[あと、気を付けて行ってきてね)
出発当日、羽田空港で時間を潰していると茜さんから心配するラインが何通も送られてきた。
朝早くて顔合わせて話出来やんかったから、こうやって送ってきてくれてるんやろうな。
[ありがと。茜さんも仕事頑張って!行ってきます]
返事を送り、キャリーケースを開いて荷物を確認する。
「…改めて見ても、綺麗に荷物詰めてくれてあるわー、流石」
涼「え、ハル…お前茜さんに支度やらせたん?」
「違うよ、一昨日仕事から帰ったら茜さんが用意してくれてあったんや。俺が無理やりさせたわけちゃうからな」
茜さんが用意してくれるという事で、事前に必要な物は何か話していたので、ビッシリと綺麗に準備されていた。
茜さん曰く「彼氏の出張の準備をするのが夢」だったらしく、荷物詰めは楽しんでやってくれたみたい。
出張の準備するのが夢って、茜さんも変わってるなー

