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蜜な時間はあなたと共に
第6章 異国の地で電話×××

間に涼が入ってくれて、遠藤さんの興味は涼の方へ。
間に入った涼に耳打ちする。

「サンキュー」
涼「お前の為ちゃうよ。俺が弥生ちゃんとお近付きになりたいだけや」

そんな軽口を叩いていたが、聞こえてくる話は真剣なギタープレイの話で2人とも話に熱中していた。
それにしても弥生ちゃん…お酒入ったら人変わるように積極的になるんやなー…

食事が終わって夜の街を散策し、解散のタイミングで自称お祭りバンド「ラジコン」のボーカル、ナギがニヤニヤしながら俺の方に近付いてきた。

「なになに?お前酔っ払ってるやろ?」
「彼女の居ない寂しいハルくんの為にこれを探してきてやったぞー」

無理矢理ポケットに突っ込まれたものを探ると、妙にプニプニしてる…

「…何やこれ?」
「おっぱいスライムやって」
「おっ…!?」
「あはは、やっぱええ反応するなー」
「要らんわ、こんなん」

ポケットから出して突き返そうとすると、ナギに手首を掴まれた。

「ハルくん、これ見た目マジ本おっぱいやねん。今周りに女の子居てるやん?放ったら女の子達におっぱいスライム見られて引くでー?」
「うう…」



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