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蜜な時間はあなたと共に
第7章 不安を溶かして…

どうして我慢してるの?気分なの?
そう問えば、肩にモフモフの髪が当たる。
「茜さんと仲直りしてエッチ出来てる事を噛みしめたいんよ。だから挿れたまんまにしときたい。ごめんな、ワガママ言って」
「ううん」
背中から春人の心臓の鼓動が伝わってくる。
今春人がどんな顔をしてるか見えないけど…
「ふふっ、あったかいね…」
漏れる笑い声から、幸せな顔をしていると確信出来るのは彼と気持ちが通じ合ってるから?
「いける?」
「うん。でもちょっとでも動いたら、あっ…」
「こういうエッチも良いやろ?ゆっくり身体触って、ジワジワ攻められるの…」
壁際に退けられた布団を掛けて、肩を撫でられた。
「今回の事で、茜さんの存在が俺の中でどんだけデカいか気付かされた。仕事してる間ずっと茜さんの事考えてて『茜さんに別れを告げられたらどうしよう』って嫌な想像したら、まともに仕事も手に付かなくて…アカンよな俺…」
「そんな事無いよ。私だって…仕事手に付かなかったもん…」

