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蜜な時間はあなたと共に
第4章 欲情


「んぅー、はると…」
「んー、なに?」
「あの、もう…」

モジモジする姿に1人納得した。
ああ、もう 我慢の限界か…

「なに、シたくなっちゃった?」
「ち、違う…熱いから出たいなって…」
「そう?ぬるま湯にしてあるから熱くないで?」
「は、春人はそうかもしれないけど、私は熱いから出たいの」

口では熱いと連呼してるけど、キスで蕩けたその顔は快感を求めて俺を誘っているように見える。
「もっと気持ち良くして」なんて恥ずかしくて言われへんから熱くなったと言ったのだろう。

風呂から出て、パジャマに着替えようとするら茜さんを制して、バスタオルを巻かせた。
茜さんの素肌に触れていたいから、パジャマを脱がせる時間すら勿体無い…

茜さんを先にベッドに行ってもらい、俺はリビングへ。
タオルだけの姿を見て首を傾げるわたげをケージに入れる。

「ごめんな、今日はココで大人しく寝といてや」




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