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蜜な時間はあなたと共に
第4章 欲情

ケージに大人しく入ってくれたわたげに歯磨きガムをあげて、コップに冷たい水を入れて茜さんが待つ寝室へ。
「茜さん、お待たせ」
「……」
恥ずかしいのか、茜さんは布団の中に潜って顔を出してくれない。
仕方ないので、チェストの上にコップを置いて、膨らんだ布団目掛けてダイブした。
「ふぎゃっ!春人重い!!」
「茜さーん、お顔出して」
首の辺りまで布団をずらして茜さんと目を合わせて、少し尖った唇にキスをした。
最初は嫌々とジタバタしていたが、何度もキスをするうちにふやけたように俺の身体にしがみ付いた。
「どうして隠れたん?」
「…久しぶりだから緊張して……」
素直な感想にニヤケが止まらない。
何度もエッチしてるのにこの初々しさ…可愛すぎやろ…
布団の中に手を滑り込ませ、胸元に手を乗せる。
「ホンマや…心臓凄いバクバクいってる…」
心臓の鼓動を感じながら、俺も布団に入って茜さんの隣に寝そべる。

