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今夜、妻が犯されます
第2章 決行
「あっ、あっ、ああっ・・あっ、あっ・・あん・・」

何も身に着けていない剥き出しの尻を高く持ち上げて佐伯に差し出していた恵理子はその部分を舐め擦られ、吸い上げられて、止まる事のない喜悦の声を洩らし続けていたのだった。

「あっ、あっ、あっ・・ダメ・・イッちゃう・・!」

恵理子は佐伯の舌使いでイキかかっているのだ。

私は思わず生唾を呑んだ。

「ああああっ・・?」

次の瞬間、恵理子が甲高い悲鳴を上げて、腰の辺りをガクガクと何度か痙攣させたのだった。

恵理子が自分で口を塞いでいなかったら、悲鳴が外まで聞こえていたかも知れなかった。

やがて力尽きたように恵理子は布団の上に突っ伏してしまう。

「奥さん、イッたんですね・・?」

ハァハァと熱い吐息を洩らして絶頂の余韻に浸っている恵理子の髪を梳きながら、佐伯が聞いていた。

恵理子は目を閉じて半開きにした口から熱い吐息を吐きながら、コクリと頷いたのだった。


「奥さん、今度は僕のをくわえて下さい!」

しばらく休ませてから恵理子を抱き起こした佐伯は、その唇に自分の男根を押し付けたのだ。

初めの内は顔を背けて拒んでいた恵理子だったが、それも形だけの抵抗だった。

やがて佐伯の男根をくわえた恵理子は佐伯に後頭部を抱えられながら自分で顔を前後させ始めた。

「ああ、奥さん、気持ち良いよ!」

感極まったような情けない声を上げながら、佐伯は恍惚の表情を浮かべている。

恵理子は夫の私のですら、くわえるのを嫌がっていたのだ。

苦しいとか、窒息しそうだとか理由を付けて・・

それなのに今、恵理子は他人の男の男根をくわえている。

強烈な嫉妬に胸が痛んだ。

「奥さん、もういいですよ!これ以上されたら、口の中に出しちゃいそうだ!」

ようやく男根を引き抜いた佐伯がそう言った。

「じゃ、奥さん、僕と一つになりましょうね!」

佐伯は恵理子を仰向けに寝かせて、両膝をグイと折り曲げて、その間に腰を割り込ませていく。

「ああっ・・!」

恵理子の口から甲高い悲鳴が上がった。

「奥さん、静かにして!」

佐伯は恵理子に静かにするように言って、口を塞いだ。

その瞬間、恵理子は犯されてしまった悲哀にその美貌を歪めたが、すぐにその表情は快楽に負け、喜悦に咽ぶ妖艶なものに変わっていった。

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