この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
えっちなおもちゃ
第6章 凛々子のきもち
「じゃあ、私帰るね……」

感情の沈んだ小さな声で凛々子が告げる。

「ああ。またいつでも来いよ。身体を苛められたくなったらな」

神崎はそっと微笑み凛々子にキスをしようと抱き寄せた。

「……嫌。やめて」

声に力はないが、はっきりとした嫌悪感を示し、凛々子は神崎を押し退けた。

神崎もそれ以上しつこく迫りはせず、苦笑いで凛々子を見送った。


神崎の部屋を出た凛々子の身体はまだ火照っていた。
体の芯が疼きを消しきれていないような、鈍い粗熱。

奴隷のように虐げられ、玩具のように扱われた神崎とのセックスに悔しさがこみ上げた。
しかしながらそれは快楽としてはこれ以上ないくらいのものであった。

それは我妻に抱かれた時のような、幸福に満ち足りたセックスとは全然異質なものであった。

/218ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ