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えっちなおもちゃ
第6章 凛々子のきもち
「じゃあ、私帰るね……」
感情の沈んだ小さな声で凛々子が告げる。
「ああ。またいつでも来いよ。身体を苛められたくなったらな」
神崎はそっと微笑み凛々子にキスをしようと抱き寄せた。
「……嫌。やめて」
声に力はないが、はっきりとした嫌悪感を示し、凛々子は神崎を押し退けた。
神崎もそれ以上しつこく迫りはせず、苦笑いで凛々子を見送った。
神崎の部屋を出た凛々子の身体はまだ火照っていた。
体の芯が疼きを消しきれていないような、鈍い粗熱。
奴隷のように虐げられ、玩具のように扱われた神崎とのセックスに悔しさがこみ上げた。
しかしながらそれは快楽としてはこれ以上ないくらいのものであった。
それは我妻に抱かれた時のような、幸福に満ち足りたセックスとは全然異質なものであった。
感情の沈んだ小さな声で凛々子が告げる。
「ああ。またいつでも来いよ。身体を苛められたくなったらな」
神崎はそっと微笑み凛々子にキスをしようと抱き寄せた。
「……嫌。やめて」
声に力はないが、はっきりとした嫌悪感を示し、凛々子は神崎を押し退けた。
神崎もそれ以上しつこく迫りはせず、苦笑いで凛々子を見送った。
神崎の部屋を出た凛々子の身体はまだ火照っていた。
体の芯が疼きを消しきれていないような、鈍い粗熱。
奴隷のように虐げられ、玩具のように扱われた神崎とのセックスに悔しさがこみ上げた。
しかしながらそれは快楽としてはこれ以上ないくらいのものであった。
それは我妻に抱かれた時のような、幸福に満ち足りたセックスとは全然異質なものであった。