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えっちなおもちゃ
第7章 絡まりあう気持ちと身体
都心から少し離れた駅で降り、河川敷の道を散歩する。
少し汗ばむ陽気ではあったが、吹いてくる風が心地よかった。
しばらく互いの日常について語り合い、歩いていった。
とはいえ凛々子はもちろん元カレとの再会の話しはしなかった。
あの日以来凛々子は神崎に会っていない。
会っていないはおろか連絡すら取り合ってはいなかった。
肉体的な快楽は得られたが、凛々子の求める心の安らぎやときめきは神崎から得られないと感じていたからだ。
「あそこが予約していたレストランだよ」
我妻は古い倉庫のような建物を指差した。
日はまだ高かったが、時刻は早めの夕食を摂るには十分な時間になっていた。
「わぁ……なんかレトロな感じでワクワクするとこですね!!」
レストランの雰囲気もさることながら、自分を喜ばせようと頑張ってくれた我妻に凛々子は嬉しくなる。
「古い倉庫を改装して作ったみたいだよ」
二人は心持ちはや歩きになり、その煉瓦造りの元倉庫へと向かった。
少し汗ばむ陽気ではあったが、吹いてくる風が心地よかった。
しばらく互いの日常について語り合い、歩いていった。
とはいえ凛々子はもちろん元カレとの再会の話しはしなかった。
あの日以来凛々子は神崎に会っていない。
会っていないはおろか連絡すら取り合ってはいなかった。
肉体的な快楽は得られたが、凛々子の求める心の安らぎやときめきは神崎から得られないと感じていたからだ。
「あそこが予約していたレストランだよ」
我妻は古い倉庫のような建物を指差した。
日はまだ高かったが、時刻は早めの夕食を摂るには十分な時間になっていた。
「わぁ……なんかレトロな感じでワクワクするとこですね!!」
レストランの雰囲気もさることながら、自分を喜ばせようと頑張ってくれた我妻に凛々子は嬉しくなる。
「古い倉庫を改装して作ったみたいだよ」
二人は心持ちはや歩きになり、その煉瓦造りの元倉庫へと向かった。