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えっちなおもちゃ
第9章 ライバル
「凛々子ちゃんっ!!」
スタジオを飛び出した凛々子のすぐあとから我妻がやって来た。
「触らないでっ!!」
落ち着かせようと肩を掴む我妻の手を乱暴に振り払う。
「違うんだ。別に僕と姫宮さんの間には何もなくて」
「そんなこと言ってないっ!! なんでじっと見つめあってたのっ!!」
「ご、ごめん……」
「信じられないっ!! 彼女の前で他の女の子で勃起するなんて最低っ!!」
「いや、あの……それは……」
「言い訳なんか聞きたくないっ!! ……もう帰ります……」
凛々子は我妻の制止を振り切って階段を駆け下りてビルを飛び出した。
家路につきながら自分も瑞希と神崎のセックスを見てオナニーをした罪深さを感じていた。
けど、やはり我妻を許す気持ちにはなれそうもなかった。
許せなかったというよりむしろ自分のした罪深さを見せつけられた気がした。
自己嫌悪の苛立ちに似ていた。
スタジオを飛び出した凛々子のすぐあとから我妻がやって来た。
「触らないでっ!!」
落ち着かせようと肩を掴む我妻の手を乱暴に振り払う。
「違うんだ。別に僕と姫宮さんの間には何もなくて」
「そんなこと言ってないっ!! なんでじっと見つめあってたのっ!!」
「ご、ごめん……」
「信じられないっ!! 彼女の前で他の女の子で勃起するなんて最低っ!!」
「いや、あの……それは……」
「言い訳なんか聞きたくないっ!! ……もう帰ります……」
凛々子は我妻の制止を振り切って階段を駆け下りてビルを飛び出した。
家路につきながら自分も瑞希と神崎のセックスを見てオナニーをした罪深さを感じていた。
けど、やはり我妻を許す気持ちにはなれそうもなかった。
許せなかったというよりむしろ自分のした罪深さを見せつけられた気がした。
自己嫌悪の苛立ちに似ていた。