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えっちなおもちゃ
第10章 浮気の代償

二人は遊&愛の二階の事務所に来ていた。
嫉妬して怒っていなくなったきり電話もメールも通じなかった恋人の凛々子と、嫉妬をさせる原因を作った姫宮瑠璃が一緒に事務所に現れたのだから我妻は血の気が引くほど焦りを覚えた。
「我妻さん……」
凛々子は深刻な顔をして我妻の名前を呼んだあと、しばらく沈黙した。
姫宮は凛々子が再び口を開くまで黙って凛々子の隣に座っていた。
「ど、どうしたの、凛々子ちゃん」
修羅場のような気まずい空気に我妻は冷や汗を垂らしながら作り笑いを浮かべる。
「我妻さん……ごめんなさい……私………………浮気をしました……」
「えっ……!?」
気まずいコンビでやって来たかと思えば間髪入れない予想外の告白をする凛々子に我妻は口を半開きにして固まった。
あまりの展開に凛々子の言葉の意味をすぐには理解出来ない。
「ごめんなさい……姫宮さんとのことを疑って、勝手に嫉妬して……本当にごめんなさいッ……」
凛々子は勢いよく頭を下げ、必死に謝った。
嫉妬して怒っていなくなったきり電話もメールも通じなかった恋人の凛々子と、嫉妬をさせる原因を作った姫宮瑠璃が一緒に事務所に現れたのだから我妻は血の気が引くほど焦りを覚えた。
「我妻さん……」
凛々子は深刻な顔をして我妻の名前を呼んだあと、しばらく沈黙した。
姫宮は凛々子が再び口を開くまで黙って凛々子の隣に座っていた。
「ど、どうしたの、凛々子ちゃん」
修羅場のような気まずい空気に我妻は冷や汗を垂らしながら作り笑いを浮かべる。
「我妻さん……ごめんなさい……私………………浮気をしました……」
「えっ……!?」
気まずいコンビでやって来たかと思えば間髪入れない予想外の告白をする凛々子に我妻は口を半開きにして固まった。
あまりの展開に凛々子の言葉の意味をすぐには理解出来ない。
「ごめんなさい……姫宮さんとのことを疑って、勝手に嫉妬して……本当にごめんなさいッ……」
凛々子は勢いよく頭を下げ、必死に謝った。

