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えっちなおもちゃ
第11章 晒け出す二人
「どう? エッチな気分になってきた?」

カーマスートラスの破滅的な媚薬効果を知らない我妻は半笑いの表情で凛々子に尋ねる。

「……馬鹿……あれ、相当やばいんですからね……」

そう言いながらも既に凛々子はスーッとしたメンソール感の中からじんわりと溢れてくる熱を感じ始めていた。

「じゃあローターでクリトリスを弄ってあげようか」

事態の深刻さを知らない我妻はピンクローターを陰核に近づける。

「……え?」

凛々子の割れ目からじゅわーっと蜜が滴るように愛液が溢れてくるのを見て我妻は驚いた。

「熱いっ……我妻さんっ熱いのぉおっ! おまんこの中、熱いよおっ!!」

「だ、大丈夫!?」

「大丈夫なわけないでしょっ! あんなに塗るんだもんっ! 馬鹿っ! 変態!」

「ご、ごめんっ!」

我妻はパニクって慌てて媚薬を拭おうと舌を割れ目に這わせた。

「はうんっはうんっ! きも、ちいっ! ああっ! もっと舐めてっ!」

既に皮膚や粘膜に浸透してしまったカーマスートラスを除去することなどできず、舌の動きはいたずらに凛々子の性感を刺激するだけだった。
それでも我妻はなんとかしようと小陰唇を指で広げ、赤ピンクの粘膜をレロンレロンと夢中で舐めまわした。

「はあぁあっ! それっ! それいいっ! んぐっ……ああぁあっ! イ、イクっ! いくぅううっ!」

凛々子は腰を浮かせて、全身の筋肉を震わせて快楽の頂点に達した。

「あ、凛々子ちゃん……イッちゃったんだ?」

一度絶頂を迎えれば媚薬効果が切れると勘違いした我妻はやや安堵した表情を見せた。

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